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福岡県星野村に66年間燃えつづける「平和の火」
広島で原爆に遭遇した星野村出身の山本達雄さんが、亡くなった親戚の形見として
「ヒロシマを忘れてはならない」と原爆の火をカイロに入れ、星野村に持ち帰ったもの
です。
初めは仏壇、いろりや火鉢に灯し、家族だけで見守った平和の火。1968年からは
村役場に引き継がれ、今日も平和を祈る火として、燃えつづけています。
2005年、日本の僧侶たちは平和の火を分けてもらい、アメリカのトリニティーサイトを
目指します。
核の悲劇が二度と起こらないよう祈りをこめて、世界で最初の原爆実験をおこなった
地に平和の火を届けるために。
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